反体制派が化学兵器使用? イタリア人記者ら拘束中に聞く

 【共同】シリア反体制派に4月から拘束され、このほど解放されたイタリア人記者ドメニコ・キリコ氏らは9日、シリアの首都郊外で8月下旬に化学兵器を使用したのは反体制派だという会話を拘束中に聞いたと証言した。ただ「会話の内容が事実かどうかは判断できない」と慎重な姿勢も示した。

 キリコ記者が勤務先のイタリア紙スタンパに語ったところによると、拘束されていた部屋のドアの隙間からある日、反体制派関係者らのインターネット電話「スカイプ」を使った英語の会話が漏れ聞こえてきた。化学兵器攻撃は西欧諸国が軍事介入するように反体制派が仕掛けたもので、死者の数は誇張されているとの内容だったという。

 キリコ記者は「会話していた連中の素性も分からない。(これだけで)アサド政権が化学兵器を使わなかったと言うのは無理がある」と述べた。

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