「ポリマー紙幣」導入検討 英中央銀行

 【共同】英中央銀行のイングランド銀行は11日までに、合成樹脂の薄いフィルムを素材に使う「ポリマー紙幣」の導入を検討していることを明らかにした。従来の紙製よりも汚れに強く、長期的には安上がりになるため。偽造も難しいという。

 全国の商業施設などで試作品を展示して意見を募り、年内に採用するかどうかを決める。早ければ、2016年にも5ポンド(約800円)、翌年には10ポンドのポリマーのお札が誕生する。

 ポリマーのお札は、オーストラリアやカナダなど20カ国以上で採用されている。

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