議長人事の再調整迫られる 米政権内部、判断定まらず

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事をめぐり、オバマ大統領が15日、意中の候補とみられていたサマーズ氏の起用を断念した。人事は今後、対抗馬とされているイエレンFRB副議長を軸に再調整を迫られるが、政権内部の判断は定まっていないもようだ。

 イエレン氏が就任すればFRB史上で初の女性議長となる。人事を承認する議会では与党民主党を中心に支持が拡大。来年1月末で退任する予定のバーナンキ議長の政策を引き継ぐとみられ、金融市場でも待望論が強い。

 イエレン氏は、FRB理事やサンフランシスコ連邦準備銀行の総裁を務めるなど中央銀行での職務経験が長く、関係者の間では広く知られた人物だ。クリントン政権で大統領経済諮問委員会(CEA)委員長に就いたこともある。

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