汚染水対策の遅れに批判 日本政府説明会で専門家

 【共同】国際原子力機関(IAEA)の年次総会に合わせ、日本政府は16日、東京電力福島第1原発の汚染水対策などの説明会を開催、他国の専門家から「事故から2年半以上たつ。もっと早く対策が取れなかったのか」などと対応を批判する声が上がった。

 同原発では原子炉建屋に1日約400トンの地下水が流れ込み、新たな汚染水が発生している。スロベニアの専門家は「長期間、汚染水をタンクに貯蔵しているだけだ。なぜ、いまだに最終的な解決策が見つかっていないのか」と問いただした。

 また、フランスの専門家は、日本政府が汚染水漏れをすぐに公表しなかったこともあると指摘。「(短文投稿サイトの)ツイッターなどを使い、もっと早く、正確に情報を伝えられないのか」と疑念を示した。

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