日米路線でジャンボ機健在 国内引退も米国勢活用

 【共同】ユナイテッド航空は、来年3月末から日本と米国を結ぶ路線で「ジャンボ」の愛称で親しまれているボーイング747の使用を拡大する。ビジネス需要が多く比較的高い運賃を確保できる日米路線の主力機として生かす戦略だ。デルタ航空も日本発着の12路線で活用している。来年3月末で国内勢のジャンボ旅客機は全て姿を消すが、日米路線では往年の「花形機種」をこれからも楽しめそうだ。

 ユナイテッドは成田を発着して米国のシカゴ、サンフランシスコ、ハワイ・ホノルル、それぞれを結ぶ路線を対象に、現在は一部の便だけで使っているジャンボ機を全ての便に広げる。

 機体前方が2階建てのジャンボ機は多くの利用客を長距離輸送できるのが持ち味。ユナイテッドは「成田で乗り継ぐアジアからの需要が好調に推移している」(広報担当)ことから、現在日米路線の中心になっているボーイング777より座席数が多いジャンボ機に置き換える。

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