来週にも機器破壊開始 シリア化学兵器で国連

 【共同】国連と化学兵器禁止機関(OPCW)は3日、シリアの化学兵器全廃計画を実行する合同チームによる現地査察と機器の破壊作業に来週中に着手したいとの意向を発表した。ただし実現はシリア政府側も加わった技術専門家グループの判断に左右されるとしている。

 シリア政府と2日開始した、査察などの履行に向けた共同作業について「励まされる」とし、順調な滑り出しだとの認識も明らかにした。発表によると、シリア政府から2日に新たな資料の提供を受け、その内容について合同チームの要員は作業がうまくいくと「期待させる」内容と肯定的に評価をした。資料の具体的な中身は公表していない。

 査察団は1日にシリアに入った。国連とOPCWによると、合同チームは現在、シリア政府が提供した情報が正確かどうかの確認、チームの安全確保、全廃計画の具体的な履行計画の3点に焦点を当てて活動している。

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