ロドリゲスが機構を提訴 薬物違反で出場停止処分

 【共同】薬物規定違反により、大リーグ機構から211試合の出場停止処分を科されたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が「不当な魔女狩り」によって名誉を傷つけられたなどとして同機構とセリグ・コミッショナーに損害賠償を求める訴えを起こした。AP通信などが4日に報じた。

 ロドリゲス側は、同機構が関係者に金銭を渡すなど不適切な調査を行ったと非難。薬物使用の有無には言及していない。ロドリゲスは「潔白を証明し、権利を守るためにやるべきことをやっている」との談話を出した。

 大リーグ機構は「訴状の内容を強く否定する。訴状の中の主張は何一つ事実と結びついていない」となどとする声明を発表した。

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