3Dの新100ドル札導入 ハイテク技術で偽造防止

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、偽造防止のため、3次元(3D)などの最新ハイテク技術を注ぎ込んだ新しい100ドル紙幣を導入した。今後、順次市中に流通する。流通後も従来の100ドル札は使用できる。

 新紙幣は、「建国の父」の一人、ベンジャミン・フランクリンの肖像の右側にある青い3Dの帯が特徴。印刷でなく織り込まれており、見る角度によって図柄が動く仕組み。

 帯の右隣にはインクつぼが描かれ、紙幣を傾けると、赤褐色から緑色に変わる鐘がつぼの中に現れたり消えたりする。偽造防止に加え、暗い場所でも本物と偽札を区別しやすくなるという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る