仏王アンリ4世説否定 ミイラ化頭部、DNA鑑定

 【共同】フランスの歴代国王の中で「良王」として有名なアンリ4世(在位1589〜1610年)のものとされたミイラ化した頭部は、DNA型が王家の子孫と異なり、アンリ4世ではないと、ベルギー・ルーバン大などの研究チームが9日付の英科学誌に発表した。

 この頭部については、2010年に法医学者らのグループが、アンリ4世のものと確認したと発表。フランス革命時に墓が暴かれてから行方不明となった王の頭部が200年以上ぶりに見つかったとして大きな話題になった。同グループは頭部の傷痕などの特徴を根拠としていた。

 ルーバン大などの研究チームは、アンリ4世が開いたブルボン朝の末裔の男性3人と、この頭部のDNAを比べる手法で分析した。男系に伝わるY染色体のDNA配列が末裔3人の間では非常に似通っていたが、頭部とは大きく異なっていた。

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