296人の遺体収容 イタリアの移民遭難、戦後最悪

 【共同】ANSA通信によると、イタリア南部ランペドゥーザ島沖で3日、約500人が乗っていたとみられるアフリカからの密航船が火災を起こして沈没した事故で、沿岸警備隊などが海底に沈んだ船などから収容した遺体の数は9日、計296人となった。同国南部近海での移民遭難事故としては、戦後最悪の犠牲者数となった。

 イタリアのレッタ首相は同日、今回の事故の犠牲者を国葬とする方針を示した。

 首相と欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長らは9日、同島を訪問し、救助された移民希望者らの収容施設などを視察。バローゾ氏は記者会見で、イタリアの移民対策支援にEUが3000万ユーロ(約39億円)を追加拠出すると明らかにした。

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