独房収容は「拷問にも」 国連特別報告者が警告

 【共同】国連総会第3委員会で22日、国連の拷問に関する特別報告者フアン・メンデス氏(アルゼンチン)が刑務所内の人権問題について報告し、独居房への収容は「しばしば精神的、肉体的な苦しみや屈辱を与える」と指摘、状況によっては拷問に当たると警告した。

 また刑務所や拘置施設で拷問や虐待が起きないよう監視を強めるため、収容者が死亡した場合には経過の情報公開が必要だとし「プライバシーよりも社会による監視が優先する」と説明した。

 メンデス氏は独居房収容が拷問に相当する場合として、懲罰や自白獲得などの目的で意図的に独居房に収容し、その結果、深刻な苦痛がもたらされるなどの状況を挙げた。そこまでに至らなくても、独居房に収容することで苦痛が生まれれば拷問禁止条約が禁じる「残酷、非人間的で名誉を傷つける取り扱い」に当たる可能性があるとした。

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