国王になりたくない? 英皇太子、米誌が波紋

 【共同】チャールズ英皇太子(64)のインタビューを載せた米誌タイム(電子版)が「皇太子は国王としての仕事を楽しくないと感じており、王になりたいというよりも、慈善活動をできるだけやっていたいと思っている」と伝え、英国で波紋を広げている。

 皇太子の気持ちを代弁した王室関係者が、国王即位を刑務所に入ることのように例えたと報じており、英王室は25日、「皇太子はそのような考えは持っていない」と否定した。

 チャールズ皇太子をめぐっては、エリザベス女王(87)の在位期間が60年を超え、「王位継承を待ち焦がれている」とみられることが多いが、同誌は皇太子の気持ちは全く違うと指摘。「国王の仕事を負担に感じており、長年続けている慈善活動への影響を心配している」と伝えた。

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