運河拡張、さらに遅れ パナマ、完成は15年6月

 【共同】パナマ運河庁は29日までに、パナマ運河の拡張工事が遅れ、完成の見通しが2015年6月末になったと発表した。拡張工事は当初、開通100周年を迎える14年の完成を目指していたが、パナマ政府は昨年、完成が15年2月にずれ込むとの見方を示していた。

 パナマ紙プレンサ(電子版)が29日に報じた運河庁の報告書によると、運河庁と工事を請け負った企業連合との間で、完成後の耐用年数を長くするためのセメントの品質について、見解が対立したのが主な原因。

 運河庁によると、スペインの建設会社などで構成する企業連合が当初、契約書で規定したセメントを使おうとしなかったため、11年の段階で工期が大幅に遅れた。想定より雨が多かったことや労務問題も影響した。

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