日本の技術「収穫あり」 ロシア極東、北海道銀の農場

 【共同】北海道銀行(札幌市)がロシア極東アムール州で進める大豆やソバなどの試験栽培が今秋、初の収穫を迎え、日本の寒冷地農業技術の導入により収穫増が見込めることが実証された。金融機関が“畑違い”の農業分野に関わり、将来「日本ブランド、ロシア産」の飼料穀物を日本に輸入する遠大な計画が緒に就いた。

 「やっぱり実の付き方が違うな」。アムール州ベロゴルスク近郊の農場で10月、技術支援する北海道の農業者が声を上げた。日本の手法を用いた大豆畑では、収穫高に直結する茎に付いた実の量が「3-5割多かった」(関係者)という。

 ロシアでは通常、種をまく前に農地を5-10センチ掘り起こすだけだが、試験栽培計画の担当者、下田純司・道銀地域総合研究所主任研究員は「より深く畑を耕し、ロシアでは与えない肥料を与えたことで大きな差がついた」と解説する。

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