下町ボブスレー、デビュー先送り 2号機、国内で改修へ
- 2013年11月7日
- スポーツニュース
【共同】初の国産そりとして来年2月のソチ冬季五輪、ボブスレー男子2人乗りへの参加を目指す「下町ボブスレー」が、今月中旬の北米カップで予定していた2号機の実戦デビューを先送りすることになった。改修の必要性が生じたためで、そりを日本に戻す。大田区産業振興協会が7日、発表した。12月に米国で行われるワールドカップ(W杯)でのデビューを目指す。
「下町ボブスレー」は東京都大田区の町工場が中心となって製作。2号機は昨年末の全日本選手権女子2人乗りで初使用した1号機を参考に設計し、今秋に完成した。10月29日からカルガリーで日本チームが初めて実際に乗り込み、テスト滑走を繰り返していた。
その結果、パイロットがつかむプッシュバーの位置やブレーカーの着座位置、そりの足回りのバネなど改良すべき点が多岐にわたることが分かり、実戦では使用せず改修することを決めた。日本チームは当面、外国製のそりで大会に参加する。
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