中国、サウジが人権理へ 週明け選挙、対抗馬辞退

 【共同】今月12日に国連総会で行われる人権理事会の理事国選挙で、アジアの改選枠4カ国を争う五つの立候補国のうちヨルダンが7日までに辞退を表明した。国連総会議長室が共同通信に明らかにした。同枠は事実上信任投票となり中国、サウジアラビア、ベトナム、モルディブの当選が確実になった。

 中国、サウジアラビア、ベトナムは国内で言論の自由を認めないなど人権を抑圧しているとして立候補に批判が出ており、盲目の人権活動家陳光誠さんは4日に国連本部で開かれた市民団体の会合で、中国の人権理入り阻止を訴えていた。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)のペギー・ヒックス国際情宣部長は「ヨルダンの辞退は深い失望を与える。選挙での競争がなくなり(中国などアジア枠立候補国は)自らの行動について実質的な審査を受けずに人権理入りすることになる」と述べた。

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