イラン核協議、合意できず ジュネーブで20日再開

 【共同】イラン核問題をめぐり、ジュネーブで開かれていた欧米など6カ国とイランの協議は10日未明(日本時間同日朝)、包括解決に向けて双方が取るべき「第1段階」の措置で合意できないまま、終了した。20〜21日にジュネーブで実務協議を再開する。

 欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は終了後、イランのザリフ外相と共同記者会見し「多くの具体的進展があったが、いくらか相違も残っている」と指摘。ザリフ氏は「集中した協議だった」と述べ、次回での合意に期待を表明した。ケリー米国務長官も記者会見で「非常に生産的で、著しい前進があった。(イランとの)距離は縮まっている」と強調した。

 一方、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は11日、イランの首都テヘランでサレヒ副大統領兼原子力庁長官と会談。サレヒ氏は会談後の共同記者会見で、濃縮ウランの原料となるウラン精鉱を製造するガチン鉱山などへの査察を認めると述べ、査察対象拡大を限定的に容認する考えを示した。両者は、核兵器開発疑惑の解明に向け、さらに協力していくことを確認した。

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