核心施設の査察認めず イラン、来月再協議

 【共同】イランは11日、国際原子力機関(IAEA)に対し一部核施設への査察拡大を認め、核問題解決へ一歩踏み出す姿勢を示した。だが、核兵器用の高性能爆薬の実験をした疑いのあるパルチン軍事施設の査察は認めないなど、核心部分では譲歩していない。核兵器開発疑惑の解明には依然難題が多い。

 IAEAはイランと11日にテヘランで実務協議も開催。IAEAのバルヨランタ事務次長は協議後、12月11日にウィーンで再び協議することを明らかにした。

 イランのサレヒ副大統領兼原子力庁長官は、IAEAの天野之弥事務局長との間で「協力の枠組みに関する共同声明」に署名。西部アラクで建設中の実験用重水炉で使う重水の生産施設の査察容認など、6項目を最初の措置に挙げ、3カ月以内に履行すると約束した。

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