スマホ台数、6年後は3倍に〜トラフィック10倍とエリクソン

 世界中で使われるスマートフォン(多機能携帯電話)が2019年までに現在の3倍の56億台に達し、携帯電話の60%以上を占めるという予想を、携帯電話の通信ネットワーク(地上固定設備)世界最大手であるスウェーデンのエリクソンが発表した。
 AP通信によると、同年までにスマートフォンのトラフィック(情報流量)は10倍になる見通しで、通信サービス業者は現在、これに対応するため高速通信網を拡張している。携帯電話サービスの世界契約数は19年までに93億件に達する見込み。
 エリクソンによると、スマートフォンのトラフィックは19年までに年間100億ギガバイトに達し、データ・トラフィックの50%は動画が占め、ソーシャル・ネットワーキングとウェブ・サービスが10%ずつを占める見通し。
 スマートフォンは現在、携帯電話の販売構成比では約55%だが、携帯電話契約に占める割合は25〜30%にとどまっている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る