制裁強化なら交渉頓挫 イラン核でケリー長官

 【共同】ケリー国務長官は13日、対イラン経済制裁を今のタイミングで強化すれば、イラン核問題の外交解決を目指す欧米など6カ国とイランとの核協議が「頓挫しかねない」として、上院が検討中の新たな制裁法案の審議を保留するよう訴えた。

 ケリー氏は、上院側との会合を前に記者団に対し「議会が一方的に制裁強化に動けば(外交上の)信頼を損ない、交渉を崩壊させかねない」と指摘。6カ国側の結束を乱し、国際社会が築いてきた制裁の枠組みを損なう恐れもあると警告した。

 上院の委員会が検討している制裁法案は発動されれば、イランの原油輸出を事実上不可能にする厳しい内容。イランと取引を続けている中国やロシアの企業にも大きな打撃を与えるとみられ、協議に参加している両国の反発を招く可能性もある。

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