李登輝元総統に無罪判決 台湾、機密費裁判

 【共同】台湾の李登輝元総統(90)が、在任中に情報機関である国家安全局の機密費を流用したとして反汚職条例違反(公金横領)などの罪に問われた事件の判決公判が15日、台北地方法院(地裁)で開かれ、李氏に無罪判決が言い渡された。

 最高検察庁は2011年に李氏らを起訴。馬英九氏が再選を果たした12年の総統選前だったため、野党を支持していた李氏への「政治的迫害」との見方も出ていた。

 李氏は起訴内容について「事実無根」として無罪を主張、15日の記者会見でも「最初から無罪と確信していた」と述べた。長年にわたり総統を務め、台湾の民主化を推進した李氏の威厳が保たれた形だ。

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