原油生産、据え置き 日量3000万バレルでOPEC
- 2013年12月4日
- 世界のニュース
【共同】石油輸出国機構(OPEC)は4日、ウィーンの本部で総会を開き、加盟12カ国による原油生産目標を現在の日量3000万バレルで据え置くことを決めた。ロイター通信が複数の関係者の話として伝えた。
据え置きは、原油価格が高値で安定しているため。代表的な原油価格の指標である北海ブレント原油先物相場は2012年以降、1バレル=100ドル超で推移している。
ただ、米国の「シェール革命」による原油増産や、イラン核協議の進展を受けた地政学的リスクの後退から、今後は価格下落を見込む声も多い。市場では、OPECが来年にも減産に踏み切るとの観測もある。
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