発信力強化へ大使館増 中国にらみ巻き返し

 【共同】外務省は12日、対外発信力の強化を目指し、2013年度にブータンや南スーダンなど計5カ国に大使館を新設する方針を固めた。沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する中国は外交基盤となる大使館数で日本を上回っており、「情報戦」をにらみ巻き返しを図る狙いもある。現在の日本の大使館数は134で、15年度までに主要国並みの150としたい考えだ。

 13年度に新設する方針なのは他に、北欧のアイスランド、南太平洋のソロモン、旧ソ連のアルメニア。予算の概算要求に盛り込み、財務省などとの… 続きを読む

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