イランに重水炉認めず 米長官が明言、反発必至

 【共同】ケリー国務長官は10日、下院外交委員会の公聴会でイラン核問題について証言した。イランに対して限定的なウラン濃縮活動を容認する余地を残す一方、プルトニウム製造につながる重水炉の保有については将来的にも認めない考えを表明した。

 欧米など6カ国とイランが妥結を目指す核問題の包括解決の方向性について「イランは重水炉を持つことはできない」と明言した。イランが同国西部アラクに建設している実験用重水炉の事実上の廃棄要求といえ、イラン側の反発は必至だ。

 ケリー氏は同時に、交渉が続いている間は追加制裁を科さないよう重ねて議会側に要請した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る