多様性が強さのコロンビア 財政と強化の改革で躍進

 【共同】来年のサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグC組で日本と同組になったコロンビアは、南米予選2位で国際サッカー連盟(FIFA)ランキング4位(日本は48位)に躍進した。決勝トーナメント進出を懸けた一戦になる可能性がある第3戦でぶつかるライバルの強さの秘密を現地で探った。

 アンデス山脈の盆地に位置する首都ボゴタは夏でも涼しい。一方、往年の名手バルデラマや現在のエース、ファルカオの出身地サンタマルタがある北部はカリブ海に面する熱帯だ。この多様性が「剛」と「柔」が融合したコロンビア・サッカーの特徴を生んだという。

 南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯で今季、準決勝に進んだサンタフェのロベルト・ディアス副会長は「短いパスをつなぐスタイルが基本。沿岸はブラジル、内陸はアルゼンチンの影響が濃い」と解説した。

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