ソフトバンクが米モバイル市場を揺さぶる

 ソフトバンクはこれまで、業界に変革をもたらす新しい事業案で成長を遂げてきた。コンピュータワールドによると、そのソフトバンクがスプリントへの出資によって米携帯電話サービス市場に進出することは、米消費者がまだ知らない新たなサービスが米市場に登場することで、米業界が揺さぶられることになることを意味すると言える。

▽クリアワイヤーの経営権も

 日本の携帯電話サービス業界3位のソフトバンクは、米国の同業界3位につけるスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)の経営権を握ることで、スプリント傘下の高速無線通信網企業クリアワイヤー(Clearwire)も支配することになる。

 さらに、米携帯電話サービス業界4位のTモバイルが買収しようとしている同5位メトロPCSをソフトバンクが買収する案も浮上していると指摘されることから、それが成立すると仮定すれば、ソフトバンクは… 続きを読む

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