インドネシアで贈賄疑惑 英当局、ロールスロイス社捜査

 【共同】24日付のフィナンシャル・タイムズ紙によると、英重大不正取締局(SFO)は、航空機エンジン大手ロールスロイス社がインドネシアなどで贈収賄に関与した疑いがあるとして、捜査に着手した。

 同紙によると、ロ社は1990年代前半、インドネシアのガルーダ航空にエンジンを納入する目的で、スハルト大統領(当時)三男のトミー氏に高級車ロールスロイスのほか2000万ドル(約21億円)を贈った疑惑が浮上している。トミー氏側は疑惑を否定した。

 ロ社の元社員がインターネット上で疑惑を暴露した。同社はSFOから既に通告を受け、協力する姿勢を示している。

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