「銃が人命奪った」と心痛 カラシニコフ氏が告白

 【共同】先月、94歳で死去した旧ソ連の銃器設計者ミハイル・カラシニコフ氏は、自身が生んだ銃が大量の人命を奪ったことで心の苦しみを抱えていた。13日付ロシア紙イズベスチヤは、同氏がロシア正教会最高位のキリル総主教に悩みを打ち明けた書簡の内容を伝えた。

 書簡の日付は死去の約8カ月半前の昨年4月7日。カラシニコフ自動小銃を開発した同氏は「心の痛みが耐え難い。私は解けない問題を抱えている。私の銃が人命を奪ったことで、農民の息子で正教徒の私に罪はあるでしょうか」などとつづっていた。

 正教会の広報担当者によると、総主教は、カラシニコフ氏は愛国者の模範であり、武器が祖国を守る場合、正教会は武器設計者も、その武器を用いる兵士も支持するとの内容の返事を送ったという。

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