理事4人程度でスタート 東京五輪組織委、24日発足

 【共同】日本オリンピック委員会(JOC)の21日の理事会で、2020年東京五輪の大会組織委員会が発足する24日のスケジュールが報告された。設立時は、組織委会長に就任する森喜朗元首相、JOCの竹田恒和会長、東京都の秋山俊行副知事に政府の代表(未定)を加えた理事4人程度でスタートする見通しとなった。

 当日は夕方から都庁で森、竹田、秋山の3氏と下村博文五輪担当相(文部科学相)による調整会議を開き、理事のほか設立時の評議員(4人程度)、監事を選任する。理事の互選で森氏を会長に正式に選び、法人登記を行う。当面は事務局を都庁に置く。

 最終的に20〜25人を想定する理事の残りは、ソチ冬季五輪後に開く評議員会で決める。出資金はJOCと東京都で1億5千万円ずつを負担し、計3億円でスタートする。

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