30年までに40%削減提案 欧州委の温室効果ガス対策
- 2014年1月22日
- 世界のニュース
【共同】欧州連合(EU)欧州委員会は22日、新たな気候変動・エネルギー政策の枠組み案を発表、2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するなどの目標を提示した。
風力や太陽光などの再生可能エネルギーについては、EUとして27%に拡大する新たな目標を設定。ただ、国ごとの目標を定めて達成を求めることは避けた。
新たな目標は従来の計画の延長線上にあるが、環境団体からは不十分との指摘も出ている。欧州委は厳しい温暖化対策に伴うコスト高を嫌う産業界の意向も踏まえ、より現実的な路線に転換した。
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