止まらぬ「シリア節」 政権側、制止振り切り

 【共同】22日のシリア和平国際会議では、米欧と対立するシリアのムアレム外相が規定時間を大幅に超えて熱弁を振るい、アサド政権側の正当性を訴えた。議事進行を急ぐ国連の潘基文事務総長は演説を切り上げるよう何度も声を掛けたが、ムアレム氏は「馬耳東風」。したたかなシリア流を印象付けた。

 ムアレム氏は用意した原稿をアラビア語で読み上げ、「反体制派はテロリスト」などと持論を展開。規定の7分を超えて20分を過ぎ、潘氏が「別の機会を用意する」と声を掛けても、ムアレム氏は英語で「すぐ終わる。あと1、2分」などと話しながら続行。

 「約束を守ってくださいよ」とせかす潘氏を「あと一つの文章だけ」「シリア人は常に約束を守る」といなし続け、結局、演説は35分に及んだ。ムアレム氏の次に演説した反体制派「シリア国民連合」のジャルバ議長は、約15分で切り上げた。

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