クリミア投票阻止へ全力 米露外相会談が焦点
- 2014年3月13日
- 世界のニュース
【共同】オバマ大統領は、ウクライナ南部クリミア自治共和国が16日にロシア編入の是非を問う住民投票を行えば、ロシアとの対立が決定的になるとみて、投票阻止への働き掛けに全力を挙げている。国連の場でもロシア包囲網構築の動きが進む中、ロンドンでの14日の米露外相会談が外交圧力の成否を左右する焦点となりそうだ。
「ロシアにはもう一つの道がある」。オバマ氏は12日、ウクライナ新政権のヤツェニュク首相と会談後、記者団を前に、プーチン大統領が住民投票回避の道を選ぶよう訴えた。
住民投票はウクライナをめぐる地域の緊張をさらに高めると考えるオバマ政権は、住民投票が実施されれば対ロシア制裁を強化するとの意向を繰り返し表明し、圧力を強めている。ロシア当局者らに対する入国禁止措置や資産凍結などの制裁の枠組みも既に整えた。
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