海中監視装置の提供検討 マレーシアの要請に米軍

 【共同】ヘーゲル国防長官は21日、マレーシアのヒシャムディン国防相兼運輸相代行と電話会談し、消息を絶ったマレーシア航空機を捜索するため、海中にある物体を監視する軍用装置の提供を検討すると伝えた。米国防総省が声明で明らかにした。

 ヒシャムディン氏が装置の提供を要請した。ヘーゲル氏は「軍の技術を今回の捜索に有効に利用できるかを見極める」と述べ、前向きに対応する考えを示した。

 米国防総省のウォーレン報道部長は21日、マレーシア機捜索のため米軍の艦船や哨戒機の運用に約250万ドル(約2億6000万円)を費やしたと説明した。さらに約150万ドル分を確保しているが、4月初めには使い切る見通しだという。

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