インド・トヨタ、生産を本格再開 賃金交渉は持ち越し
- 2014年3月24日
- 世界のニュース
【共同】トヨタ自動車のインド現地法人は24日、労使問題で一時閉鎖していた南部カルナタカ州バンガロール近郊の2工場の封鎖を解除し、約1週間ぶりに生産を本格再開させたと明らかにした。
ただ、複数の関係者によると、工場の閉鎖解除では合意したものの、焦点の賃金交渉では合意に至らなかった。4月から実施されるインド総選挙後に交渉を持ち越したという。
労使間で10カ月間近く賃金交渉がまとまらず、一部の労組員が生産を妨害するなど過激化したため、トヨタ側は今月16日から工場から従業員を閉め出す「ロックアウト」という措置を実施していた。
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