制裁効果、最大化を 対ロシアでオバマ氏

 【共同】欧州歴訪中のオバマ大統領は27日、ロシアがウクライナ東・南部を侵攻した場合の新たな制裁について、欧米企業への影響はわずかにとどめながら、ロシア側に最大限の制裁効果を与えられるよう技術的検討を行っていることを明らかにした。米国は先進7カ国(G7)と協調し、ロシアの基幹産業を対象にした「分野別制裁」を準備している。

 ローマでイタリアのレンツィ首相と会談後、共同記者会見で述べた。オバマ氏は、新たな制裁を発動すれば、欧米側にも「影響がゼロということはあり得ない」との認識を示す一方、ロシア側には甚大な影響が出るとして、緊張緩和をロシアに求めた。

 レンツィ氏は、ウクライナをめぐる米国と欧州連合(EU)の対応は「一致している」と強調。イタリアはロシアと経済的な結び付きが強いが「イタリア経済はウクライナ危機に対応できないほどの状況ではない。エネルギー供給の問題にも対応できる」と述べ、米国と歩調を合わせていく考えを示した。

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