EU部隊800人派兵へ 中央アフリカ

 【共同】内乱状態が続く中央アフリカの治安回復のため、欧州連合(EU)有志国の軍部隊を派遣する作戦司令官は2日、遅れていた準備が整い、5月末までに順次計約800人を現地に展開できる見通しとなったと明らかにした。

 記者会見したポンティエス司令官(フランス)によると、昨年から独自に兵士を送っているフランスのほか、エストニア、ラトビア、スペインなどの加盟国とEU未加盟のグルジアを合わせた計9カ国が派兵する。これとは別にドイツや英国など計4カ国が兵士や物資の空輸で貢献する。

 任務は、首都バンギと周辺地域の治安回復。活動期間は、部隊の態勢が完全に整ってから最長6カ月間だが、依然人員不足などがあり流動的だ。

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