長野五輪のトーチを巨大化 NY、ギネス世界記録を

 【共同】1998年の長野冬季五輪で聖火リレーに使われたトーチのデザインをそのままに、約11倍に巨大化させた高さ約6メートルのレプリカをお披露目するイベントが13日、ニューヨークで行われた。ギネス世界記録の認定を目指すという。

 長野五輪での聖火トーチを製作した長野県佐久市の大原工業とイベント主催者によると、多くのギネス世界記録を持つ米国人男性(59)が巨大トーチの記録を目指したいと同社に持ち掛けた。長野五輪のトーチを選んだのは、歴代五輪のトーチの中で「最も美しいから」と説明したという。

 長野五輪のトーチは長さ約55センチで、日本古来のたいまつをイメージしてデザインされた。イベントに出席した大原工業の春原晃夫社長(67)によると、レプリカは同社からの情報を基にして設計され、13日に現地で組み立てられた。現物と同じアルミ製で、完成後に実際に火がともされた。

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