ガルシア・マルケス氏死去 幻想文学でノーベル
- 2014年4月17日
- 世界のニュース
【共同】小説「百年の孤独」「族長の秋」などで知られ、1982年にノーベル文学賞を受賞したコロンビアの作家ガブリエル・ガルシア・マルケス氏が17日、メキシコ市の自宅で死去した。87歳。親族が明らかにした。今月に入り、肺感染症などで一時、入院していた。
27年、コロンビアのカリブ沿岸の町アラカタカに生まれ、新聞記者などを経て、50年代から創作活動を本格化。征服、独裁者、混沌をテーマに、幻想的、魔術的な作品を生んだ。
架空の町マコンドに生きたブエンディア家の年代記に、中南米のさまざまな事象、歴史を投影させた「百年の孤独」(67年)は世界中で1000万部以上を売る大ベストセラーとなり、中南米文学の一つの頂点を形作った。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
ディープフェイク、金融サービス業界をいよいよ標的に 〜 生成人工知能による音声模倣で詐欺急増は必至
-
2024年4月25日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
広告嫌いのテスラが一転、積極展開
-
ビットコイン半減は価格にいかに影響するのか 〜 最高値更新から乱高下、次の半減期が目前に
-
2024年4月22日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ボルティモアの橋崩落、輸出・小売業者に影響
-
米国のMBA課程、人工知能分野の教育を積極化 〜 会社で求められる技能に学生側も関心を強める
-
2024年4月18日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
テスラ、急速充電網を開放~EV普及の節目となるか
-
2024年4月15日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
EV生産コスト、27年にはガソリン車より安く~ガートナーが予想
-
人間の労働力の方が人工知能より安価 〜 MITの研究、雇用機会の大部分は人工知能にまだ奪われないと結論
-
ドローン配送に現実味~運用範囲広がる
-
アマゾンや小売大手ら、頻発する返金詐欺で巨額の損害 〜 詐欺集団ら、ティックトックで協力購入者たちを募集