秘密保護で意見交換 森担当相と米公文書館長

 【共同】特定秘密保護法を担当する森雅子内閣府特命担当相は28日、米国の秘密保全法制で機密の指定・解除をチェックする「情報保全監察局」を管轄する国立公文書館のフェリエロ館長とワシントンで会談した。在米日本大使館が公表した。

 森氏は、仮に米国で行政側が都合の悪い情報を機密指定して隠した場合、隠された情報を市民は知ることができるのかただした。フェリエロ氏は「(公務員らによる)内部通報制度がある。通報には適切に対応している」と説明した。

 情報保全監察局や、大統領による機密指定と解除の監督権を補佐する「省庁間上訴委員会」の独立性について、会談に同席した同監察局のシーラ副局長は「大統領令で規定されている」と説明、十分に担保されているとの認識を示した。

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