長崎市長ら、核廃絶訴え NYの高校生に

 【共同】ニューヨークを訪れている田上富久長崎市長は29日、日米交流施設「ジャパン・ソサエティー」で広島と長崎の被爆者らと共に講演し「核兵器が本当に世界に必要なのか、自分の心で考えてほしい」と地元の高校生たちに呼び掛けた。

 講演会には米国在住の日本人高校生や地元の米国人高校生ら約200人の若者が参加。田上市長は「核兵器のない世界を将来に残したい」と強調し、世界の若者が交流することが平和につながると訴えた。

 広島で被爆した山田玲子さんが「名前も分からないまま大勢が埋葬された」と話すと、高校生たちは涙を拭ったり頭を抱え込んだりした。長崎の被爆者、計屋道夫さんは高校生から米国を許しているか問われ「米国が核兵器を廃絶するまでは本当の意味では許せない」と話した。

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