市場を空爆、33人死亡 シリア北部
- 2014年5月1日
- 世界のニュース
【共同】シリア人権監視団(英国)によると、シリア北部の中心都市アレッポで反体制武装勢力が支配するハラク地区の市場が1日、アサド政権軍の空爆を受け、少なくとも33人が死亡、多数が負傷した。
ハラク地区はこれまで政権の攻撃を受けたことが少なく、反体制派支配地域の中で比較的安全とみられていた。周辺地域から人が移住したり、買い物に来たりしていたという。
アレッポでは2012年夏に反体制派が大規模攻勢をかけ、その後は政権軍と市域を二分した一進一退の攻防が続いている。4月30日には学校への空爆で児童生徒らが死傷し、死者数は5月1日までに計20人となった。
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