シカゴ、レジ袋禁止へ〜来年8月から、小型店除く

 シカゴ市議会は1日までに、市内の大半の小売店に持ち帰り用プラスチック袋の配布を禁じる条例案を可決した。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、ラーム・エマニュエル市長が制定を主導したレジ袋条例は、2015年8月から床面積が1万平方フィート超、16年同月からそれ以下の規模のチェーン店を対象に施行される。2店舗以下で規模が1万平方フィート以下の店舗は除外される。

 対象となる店舗は、所定の再利用・再生可能なレジ袋の使用を義務付けられる。レストランはテイクアウト専門店も含めて対象外。

 プラスチック袋規制を支持する団体Plasticbaglaws.orgの創設者ジェニー・ローマー氏によると、国内ではカリフォルニア州を中心に約150の自治体がレジ袋の使用規制を導入している。

 条例を導入する都市では、シカゴはロサンゼルスに次いで2番目に大きい。ニューヨーク市議会では3月、食料品店にプラスチック袋を使う客から10セント以上徴収するよう義務付ける法案が再提出された。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る