日産「リーフ」をリコール〜北米、異例の車両交換も

 運輸省道路交通安全局(NHTSA)は19日までに、日産自動車が電気自動車(EV)「リーフ」のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。構造部品の溶接の不備が耐衝突性に支障をきたす恐れがあるため、リコールとしては異例の車両交換になる可能性もある。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、対象は2014年2月28日から3月12日の間に製造された車両。211台を米国で、65台をカナダで行い、モーターの両側計6カ所で溶接の不備があるかどうかを点検する。

 日産は、溶接に不備がある場合は「無償で新車と交換する」と説明した。ただし、溶接の不備で交換の必要がある販売車はひと握りと見ている。

 これまでに欠陥をめぐる事故や負傷は報告されていない。

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