拘束の人権弁護士に暴行 中国当局

 【共同】中国広東省広州市で公共秩序騒乱の疑いで当局に拘束された同市の人権派弁護士、唐荊陵氏が、留置場で警官から殴る蹴るの暴行を受けていたことが20日、分かった。唐氏と接見した弁護士の話として、関係者が明らかにした。

 唐氏は16日に拘束された。関係者によると、警官は「留置場の規則」として、唐氏に無理やりしゃがみ込むよう命令。唐氏が拒否すると、激怒して暴行を加えたという。

 中国では、民主化運動が当局に武力弾圧された1989年の天安門事件から来月で25年となるのを前に、改革派知識人らが次々と拘束されている。拘束者に対する拷問や恐喝などの人権侵害が横行している可能性も指摘されている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る