シリアで123人死亡 政府軍、空爆強化か

 【共同】シリア人権監視団(英国)によると、内戦が続くシリアで30日、政府軍が首都ダマスカス周辺などで空爆を継続、各地の戦闘により市民57人を含む少なくとも123人が死亡した。フランス公共ラジオが伝えた。

 シリアでは、国連とアラブ連盟合同のブラヒミ特別代表がイスラム教の祝祭に合わせた一時停戦を提案したが、実現しないまま祝祭期間は29日に終了した。アサド政権側は全土での空爆を強化させているもようで、さらなる暴力の激化が懸念されている。

 首都近郊ドゥマなどでは30日、空爆や砲撃により少なくとも23人が死亡。今月に入って反体制派が攻勢を強めている北西部の要衝マアレトノウマンでは子ども4人を含む市民7人が亡くなった。

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