米核研究機関を視察へ 抑止力協議で日本当局者

 【共同】米国務省は9日、「核の傘」を含む拡大抑止力の運用に関する日本との定例協議を10〜12日、ニューメキシコ州アルバカーキで開くと発表した。協議の一環として、米国の核兵器研究機関であるサンディア国立研究所も視察する。

 同研究所は「Zマシン」と呼ばれる特殊な装置を使って、既存の核兵器の性能実験も行っている。国務省は視察目的について「米国が(核戦力の)信頼性をどうやって維持しているかについて理解を深めるため」としている。

 同協議は2010年以降、日米の外務・防衛当局者が参加して開催。米側は昨年4月の協議の際には、ワシントン州のキットサップ海軍基地で、原子力潜水艦や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)関連施設を見学させた。

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