期限内合意へ正念場 イラン核交渉、残り1カ月

 【共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国とイランは20日、交渉期限まで1カ月を迎えた。双方は同日、ウィーンで今回最終日の協議を継続。期限を延長すれば解決はさらに困難になると双方とも予測しており、期限内合意に向けて正念場に突入した。

 「延長は誰のためにもならない」(米政府高官)との危機感は、双方が共有している。11月の米中間選挙の結果次第では、オバマ政権の外交姿勢が変わり、合意が一層難しくなる恐れもある。イスラエルやイラン国内の強硬論を抑え込めるかどうかも不透明だ。

 だが、交渉筋によると、両者の溝は依然深い。イランのロウハニ政権は5年程度での全制裁解除を要求。経済を好転させ国民に“果実”を示さなければ、対話路線の継続が危うくなるためだ。

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