後任監督にアギレ氏が浮上 日本協会、技術委で方向性

 【共同】サッカー日本代表の後任監督候補にメキシコ出身のハビエル・アギレ氏(55)が浮上した。スペインのスポーツ紙、マルカ(電子版)が29日報じたもので、日本サッカー協会は7月1日に臨時技術委員会を開いて人選の方向性を確認する。

 日本協会にはザッケローニ監督が推し進めた攻撃的なサッカーの継続という方針がある。2002、10年のワールドカップ(W杯)でメキシコを率いてベスト16に進出したアギレ氏の手腕や経験、サッカースタイルは後任の条件に適合しており、今後の推移が注目される。

 今大会を含めメキシコはW杯で6大会連続ベスト16入りを果たした。代表監督選任の責任者である原博実専務理事は、体格に恵まれない日本人にとって、小柄な選手の多いスペインやメキシコのパスをつなぐサッカーが手本になるとの考えがある。

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