3Dプリンター銃規制始動 独立宣言の都市で初条例
- 2014年6月30日
- アメリカ発ニュース
【共同】米国の独立宣言が採択されたペンシルベニア州フィラデルフィア市は30日までに、3Dプリンターを使った銃製造を禁じる条例を施行した。3Dプリンターで製造された拳銃が神奈川県警に初摘発され、日本でも革新技術の問題点が浮き彫りとなる中、規制に向けた全米初の試みとなる。
米国では簡単に銃を調達できるが、3Dプリンターの普及に伴ってさらに入手が容易になるとの危機感が背景にある。条例案を提出したジョンソン市議(民主党)は「追随の動きもある」と強調。銃犯罪の悲劇を繰り返さないため、同様の取り組みが「広がってほしい」と期待している。
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