米移民制度改革が頓挫も 年内採決見送りとオバマ氏

 【共同】オバマ大統領は6月30日、不法移民の市民権取得に道を開く移民制度改革関連法案について、野党共和党のベイナー下院議長が下院での年内採決見送りを伝えてきたと明らかにした。オバマ氏の功績となる可能性もあった移民制度改革は事実上頓挫したとの見方が強まった。

 オバマ氏はホワイトハウスで声明を読み上げ、議会の承認を必要としない大統領令を使って改革を推し進める考えを表明。しかし今年11月の中間選挙で下院に加え、上院も共和党が勝利する可能性もあり、オバマ氏が注力してきた包括的改革実現の見通しは厳しい。

 オバマ氏はベイナー氏ら下院共和党の判断は「米国の治安、経済に悪影響を及ぼす」と批判した。

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